Lions Clubs International

The International Association of Lions Clubs




日本ライオンズ・アイヘルス・プログラムは日本全国の
ライオンズクラブによって実施される、失明予防を目的とした奉仕活動です。





1 視力ファースト・キャンペーンと視力ファースト・プログラム

視力ファースト(SightFirst)は、ライオンズクラブ国際協会が主要奉仕事業として推進している「目の健康」のための事業で、世界中から失明をなくすための活動を行なっています。

世界的には、1991年から1999年までに5大陸、48カ国で280のプロジェクトに援助資金が交付され、その総額100億円に上っています。

視力ファースト・プログラムにおいて、世界のライオンズクラブ、はライオンズクラブ国際財団から援助交付金を受けて、予防および治療可能な失明を世界中からなくすため、それに必要な医薬品や医療施設を提供したり治療のための基盤をつくる事業を行っています。

視力ファースト・プログラムの対象となる、世界の失明の主な原因は次のものです。

発展途上国の主な失明原因
白内障(目のレンズが曇る)
トラコーマ(感染性の眼病で、目に傷痕や粗粒が生じる)
糸状虫症(寄生虫によって感染する眼病)
眼球乾燥症(主に子供の間に見られるビタミンA欠乏症による失明)
先進国の主な失明原因
糖尿病網膜症(糖尿病の合併症)
緑内障(眼圧の異常から起こる失明)
白内障(目のレンズが曇る)


2 視力ファーストと日本の失明原因

 欧米や日本のような先進国ではとくに緑内障糖尿病網膜症が対象となっています。
日本では毎年、約16,000人が失明しています(1994年厚生省調査)。最も多い中途失明原因は糖尿病網膜症であり、その数は毎年約3,000人に上ります。次いで緑内障(毎年約2,000人)と白内障が主因に挙げられますが、白内障は手術によって容易に視力が回復されるので、深刻な失明原因とは考えられていません。
したがって日本の視力ファーストでは、糖尿病網膜症緑内障に関する健康教育・啓蒙活動が主な目標となり、その「目の健康(アイ ヘルス)」についてのプログラムということで、日本ライオンズ・アイヘルス・プログラムと名づけられました。


3 日本ライオンズ・アイヘルス・プログラムの目的

日本ライオンズ・アイヘルス・プログラムはその効果が最大限に出せるよう、全日本のライオンズ組織8複合地区(330−337)が一体となって活動します。

プログラムの目的は、失明する危険性のある糖尿病網膜症および緑内障という二つの眼病に対する認識を高めることにより、日本での予防および治療可能な失明をなくすことにあります。


4 対 象

糖尿病、緑内障のリスクのある人および潜在患者(一般健康人)を対象として、さまざまな手段を通じて、次のようなメッセージを伝えていきます。
糖尿病網膜症および緑内障は失明に至る眼病です。
しかし早期の発見と適切な治療によって失明の危険を減らすことができます。
糖尿病の人は年に1回、緑内障の人は2年に1回は眼底検査を受ける必要があります。